2024.03.25 風便り

金・土2日間は主催する、なやばし夜イチの日本酒祭でした。
もう14年目のなやばし夜イチ、オリジナルビールを作って始めたビール祭。
それに乗じて始めた日本酒祭。
普段の夜イチとは違って、お客さんも多く、たくさんの人が早咲きの桜を見ながら各蔵自慢の酒をあれこれ飲み比べて楽しんでました。
今はビールも日本酒もオリジナルのものとしては製造しなくなりましたが、まだ僕はひそかに自分で育てた麦や米で、ビール・日本酒は作りたいなとねらってます。
今回出してた酒蔵では、福島県の仁井田酒造が夏は蔵のスタッフみんなで米づくりをして、冬は酒を仕込む!というとてもステキな蔵で、ひとつ僕のあこがれです。
またそこのお酒がどれも美味しくて。
皆さんもまたどこかで飲む機会があれば、ぜひお楽しみください!
そして先週はさつまいもの苗用に種芋を植えました。
サツマイモにはまだ寒いので黒マルチを張って、植え込み、不織布で防寒対策。
その上に透明マルチをアーチでかぶせて保温。
3月も下旬ですがサツマイモは熱帯の植物、桜もまだ咲かないので、寒いですね。
春分の日とはいえ、先日も雪が降って、こんな寒い3月はいなべへ来て初めてです。
今シーズンの冬はあったかい日が多かったので、地球もバランスとるために、寒さ戻して来たんでしょう。
とはいえ、季節はだいたい日付通り進んでいくので、今日は予定通り、キュウリとズッキーニを播種。
4月に入ればどんどん夏モード、植えつけが忙しくなってきます。
そこへ春のえんどうやそら豆の収穫もかぶってくるので、まぁ大変。
前倒しできることはしたいけど、結局野菜たちは気温で動いてて、重なるのはしょうがないですね。
適期播種、適期収穫。
農家の基本ですね。

そんな中、今年の楽しみのひとつ、レンコン栽培の復活!!
3、4年前まで、多度のひでちゃんと一緒に作って、冬はレンコン掘ってましたが、あれは大変だけど楽しい!し、冬にレンコンがあるのも、やっぱり嬉しい。
ということで、条件に合う田んぼを待ってましたが、昨年借りた山際の田んぼ。
5畝ぐらいの小さいとこで試験的に作るにはちょうどよく、しかも沢の水を引き込むんですが、そこの田んぼ以外は誰も使わない水なので、気兼ねなく自由に水が引けます。
去年その沢の様子を見てましたが、真夏に一週間ぐらい水が切れてしまいましたが、まぁ日陰の田んぼなので、なんとかなるかなと。
とりあえず、田んぼの額縁を深く掘って、レンコンがまわりへ飛び出さないようにして、あとは代かきして、レンコン植えつけるだけ。
あとはニョキニョキレンコンが伸びていきます。
草が生えないように、対策は必要ですが、レンコン栽培の肝は水管理。
うまくやれば草も生えずにレンコンがワイワイ。
10月、11月頃の収穫できるぐらい育つかわかりませんが、お楽しみに!!

この水を張り続けるレンコン田んぼでやりたいことがもうひとつ。
クレソン栽培!!
今頃になると用水路や川で繁り出す野生のクレソンを、もうちょっととりやすくたくさん欲しいなということで、田んぼのまわりの畦に植えようかと。
こちらも上手くいくか?!

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