2022.07.25 風便り

7月頭に刈り取ったディンケル(古代小麦)を先週、もみすりかけました。
ディンケルは一般に出回っている普通小麦のように、収穫をコンバインでしても、中の粒が飛び出すもみにくるまれたままです。
普通小麦やライ麦は、コンバインのタンクに粒でたまっていきますが、ディンケルは固いもみのままタンクへ。
他の麦とは違ってひと手間かかります。
でもお米ももみで収穫なので、そこは同じで、むしろ保存することを考えると、もみにくるまれた方が虫に食われず粒自体の変化は少ないので、常温保管が可能です。
とは言え、ちょこちょこもみすりをするのは手間なので、一度にやって、冷房を効かせて夏場の間は涼しい部屋で保管するのが現状。
これもソーラーでまかなえたら、とっても良いのですが。
とりあえず、お米と古代小麦は常温で保管できる、エコで優秀な穀物ってこと。

さて、その気になる収穫量ですが、全部で810kgでした。
種用に200kg残したので、全部で1tとれたようです。
ここ数年の草にまみれたディンケル畑と違い、今年はちゃんとディンケル畑だとわかる、普通にちゃんと作れてた年だったので、まずまず。
今後も続けていきたいですし、もうちょっと播種時期を早めて、しっかり株を育てて、収量アップねらいたいです。
今年のこの810kgは、フライベッカーの使うディンケルの半年分のようで、全然足らない!!
昔とは使う量も増えて、たくさん焼いてるのがわかります。

自給100%はなかなか先のようですが、今使ってるドイツやアメリカの古代小麦もなんやかんやで値段上がってきてたり、麦の状態もそれぞれ違いがあるようで、八風ディンケルの増収が急がれます。
来年以降も、ガンガン世の中の食糧不足は進んでくと言われてますから、日本も小麦が買えなくなるかも知れないので、作らなきゃ!!とは思ってますが、野菜も作らなきゃ!!なので、やれるだけやろうと思います。
近い未来、この野尻の田んぼを託されるようになったら、米も麦も大豆もガンガン作りたいです。
できたら2毛作でガンガン。
やっぱり水があって田んぼがあって畑があるのが、とっても豊かで、とっても大事なこと。
ミツバチがそう言えば、めちゃくちゃ見続けてしまう、八風農園のアイドルに躍り出ました!!
これまで鶏たちがそのトップに君臨してましたが、突然現れたミツバチがじわじわその座を狙ってます。
みなさんもいなべ遊びに来たら、のぞきに来てください。
マイハウスのはやぶさ君に教わりましたが、セイヨウミツバチはスズメバチに一瞬でやられてしまうので、秋を越せず、家では飼いづらいようで、ニホンミツバチが良いようです。
9月まではいるのでそれまでに!!

八風農園 寺園風
今日の写真/

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