2022.05.23 風便り

先週の水曜日の午後 出荷のスタッフから「風さんこの机ケガするかも知れないので板張るか直してほしいです!」と言われました。
どこかのお古でもらってきたテーブルを作業台として使ってるのですが、天板もずるムケで反り返っていて確かに危ない。
脚もグラついてて、何度か補修していたやつ。
昼からはとっくの昔に追い越されていたスナップとウスイの収穫に行かなきゃと意気込んでいたんですが「また今度!」にすると1年、2年放置しちゃうなと思い作業台を直すことに。
むしろ廃材が転がってるので、いっそ頑丈なやつを作るかと急にスイッチが入って作り始めました。
採寸ミスもありましたが、1時間ぐらいで新しい作業台が完成。

以前の机よりサイズが少し大きいのでいくつかある作業台の配置をどうがいいか、こうがいいか、動かしていると「すみませんー!」と坂の上から声をかけられました。
松風のスタンプラリーを押しに来たか、休みのフライベッカーにがっかりして声をかけたのか。
坂を不思議な4人が降りてきました。
両サイドに40〜50代の女性、やたらダンディでキマってるおじさまと、同世代ぐらいの女性。
「私はいなべ市民でいなべの原住民なんですが、こちらの方が移住先を探してて、鶏を飼いたいそうで…」と右サイドの女性。
はじめは4人の関係もちんぷんかんぷんで、誰が移住したいのかもわからず、話が見えませんでしたが、1つずつ整理して聞いていたら、同世代の女性が現在新潟の上越へ移住して6年。
小規模畜産をやっていきたいとスペイン人の夫と取り組んでるそうですが、冬の3mを越す雪にもっと雪の少ないところへと、名古屋に住むお父さん(ダンディのおじさま)の近くで移住先をと、知り合い(左サイドの女性)の知り合い(右サイドのいなべの女性)を通じて、この日初めて会ったぐらいのメンバーでいなべを訪れたようでした。
とにかくこの移住したい女性のりこさんがおもしろい。
お父さんはフラメンコのシューズなどを作る職人として昔スペインに住んでいて、スペインで育ったのりこさん。
その頃の日常を日本でやりたいようで、羊飼いがいたり、毎朝牛乳を牛屋さんに買いに行ったり、パーマカルチャー 的な暮らしをしたいようで、今も鶏の他にヤギを飼ってチーズも作ってみたりしてるそうで。
酪農したい人キターッ!!と僕はテンション上がりました!!
ダメダメ。前置きが長過ぎた…。
のりこさんの話はまた今度!!

八風農園 寺園風
今日の写真/作業台

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