9月の半ばから、鶏小屋の横に置いてあった、セイヨウミツバチたちが、オオスズメバチに襲われていてミツバチの勢いも弱まっていったので、何とか防ごうと、虫網でスズメバチを捕まえて、YouTubeで見た粘着式のネズミとりを仕掛けて、そこに殺したスズメバチを転がしていました。なかなかスズメバチはかからず、ミツバチもどんどんやられていき、飛びまわるミツバチの数も減っていきました。
数日してネズミとりにスズメバチがかかりはじめ、15匹くらいかかって、巣の周りも飛ばなくなって、とりあえず防げたのかなと思ってましたがどうもミツバチもとんでもないぐらい殺されたようで、全然巣箱への出入りが無くなりました。
これはどうしたものかと、先生に電話してみると、スズメバチが嫌になって、巣から群ごとどっか逃げたんじゃないかという話でした。
女王蜂がいなくては、今後増える見込みもないし、巣が残ってるのならハチミツがとれるだろうから、今度そっちへ行くよとのこと。
そして、先週火曜日、念願の八風ハニー初採蜜！！
必要な道具を今回は用意してもらい、準備をして、いざ！！
先生が巣箱に手をかけると「こりゃ空だ！！」
なんと！！逃げる時にハチミツも全部持っていったのかも知れないね…とのこと。
残念。
あとから思ったのは、残された逃げれなかったミツバチたちが、自分たちや幼虫のお世話に使ったのか、スズメバチに襲われて、閉じこもってる時に食べ切ったのかなと思いましたが、とにかく何にせよ、空です。
残念ですが、僕らにはもう1つ巣箱があります。
あとから入った群が。
あきらめず、もう1つ群の巣箱を先生が持ち上げると「全然無いぞ」と、またしても。
蜜が入ってたら、もっとずっしり重いようで、片手でひょいっと持ち上がらず、ずっしりしてるようで「まだ小さいからこれも今日は蜜は採れないな」ということでした。
でも順調に行けば、来年の春に蜜が増えたら、とれるかもしれないということで、希望が断たれずにはすみました。
その後、先生と家の前の神社の木の幹に巣を作ってるニホンミツバチの姿を確認しに行き、来年に向けての準備や今後巣箱増えていったら、家の近くに飼えるように、いろいろ準備を冬のあいだにしとこうと話してました。
今年の収穫は無しということになりましたが、先生と出会ってから４年。
時間はかかりましまが、今年は大きく進みました。
待ち箱を仕掛けるだけで終わってたのが入りやすい場所もわかり、ひと夏、ミツバチのいる生活をして、スズメバチも対処して。
来年からの本格養蜂？への良いトレーニングになりました。
八風農園 寺園風
今日の写真/
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