いなべの桜も散っていき、半袖の出番も増えてきました。
色んな畑仕事や作業の目安にされる桜の開花。
もうそろそろ、ハウスで育ったキュウリやズッキーニの苗を畑に植える頃。
夏野菜が種まきや植えつけの準備で忙しくなってきます。
もう一つ桜の花で目安になるのがミツバチの待ち箱の設置。
最初にミツバチがうちに来たのは、4年前ぐらいかな？
知り合い通じて出会った一宮のおじいさん。
かつてはニホンミツバチを30箱も飼っていた方で経験や技術、そして道具もたくさんあるのですが、ここ数年ミツバチが弱ってきていて一宮ではなかなか難しいらしく、いなべでやってくれ。全部伝えるから！と言われ、一宮で育ったミツバチを一箱わけてもらいました。
ただその群れは冬にはどこかへ移ってしまい、残された少しのミツを味わった程度に終わりました。
その後、毎春、おじいさんが熱心にいなべに住むミツバチを取ろうと待ち箱を仕掛けにやってきてくれてますが、なかなか家の周りでは入らず、まだミツバチを飼うところまでたどりつけてません。
今年こそは！！と、そのおじいさんは冬のうちからたまにメールを送ってくれて「待ち箱の設置場所を再検討しよう！」と5ヶある待ち箱でなんとかいなべにミツバチを取り込みたいと意気込んでくれてました。
なかなか、しかし、この僕が野菜に追われて全く動かないので、先週おじいさんがいなべに来てくれました。
一緒に畑の方を回り、1ヶ所、２ヶ所と設置場所を検討。
「あの桜のあたりはどうだ？」と聞かれ僕はわからなかったので、たまたま近くにいた下野尻の区長に声をかけたら、問い合わせてくれて設置できることに。
しかも区長が、山の中にも下野尻の区の土地があるから行ってみるか？と案内してくれました。
田んぼが近いとどうしても、除草剤、殺虫剤の影響でハチがよりつかなくなると思ってたので、山の中なら！と僕は大期待！！
これで桜と山の中で3、4ヶ所。
これまでおじいさんが待ち箱のそうじ準備をしてくれてましたが、今年は僕もようやくハチへの期待が高まり自分たちで準備までして、その日のうちに勢いで設置完了。
これから1ヵ月楽しみが増えました！！
八風農園 寺園風
今日の写真/ニホンミツバチ待ち箱
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