雨サマサマ
ようやくちゃんと雨が降ってくれました。
大変喜ばしいことです。
どうせ降らないんでしょと期待せずに待ってましたが、来てくれました。
いなべの地域ではたぶんこれで、水不足みたいなことは解消されそうで何より。
先週の土曜日に、一部人参の種をまきました。
今年は冬野菜の準備が遅れて、人参の畑を用意したのが8月に入ってからになりました。
八風農園では人参を播くウネは予め透明のビニールマルチを張って、雑草の発生を抑制する太陽熱処理を行います。
透明マルチの中で太陽熱が留まり、高温(50-60℃)で雑草の種子が死んだりして、結果、人参の生育初期の草とりの手間が省けます。
ただこの熱処理の有効な期間が、3週間張り続けた場合草はほぼ発芽しません。
今回人参を播いた数本のウネは、マルチを張って1週間。
全然熱処理に十分な期間とは言えませんが、人参にとってはとてもよさそうな雨予報だったので、一部播いてみました。
草とりの手間あるでしょうが、ここ最近人参があまりうまく作れて ないので、色々反省ふまえて一部播いてみました。
残り7割ぐらいのウネは、また次の雨に期待しようと思います。
ほとんど僕らは畑での水やりはしないので、今回の3週間ぶりの雨はとてもありがたかったです。
人参もそうですが、先日播いた秋用のキュウリやズッキーニ、 トウモロコシたちも、この雨でパラパラ発芽してました。
そして、今収穫してるような夏野菜たちも、死にそうにカラカラになってたので、しばらくしたら復活していってくれそうです。
しかも雨の降り方もどしゃ降りではなく、ずっとしとしと、時折 ザーみたいな感じでちょうど良いです。
また、8月に入って中干しをしていた田んぼもこの雨のタイミング、水を入れ始めました。
現状の川の水位では、まんべんなく田んぼに水が行き渡る量じゃなかったので、満量になるのに3日ぐらい掛かりそうでしたが、この雨が少し手助けしてくれました。
川の水位も激増するわけではなく微増ぐらいなので、逆に田んぼに水を入れ続けられてます。(大雨だと川からの取水口を閉めるので)
今回のちょうど良い雨には、本当感謝です。
ありがとう。「サマサマ」って聞こえてきそうですね。
僕の好きな国の一つ、インドネシア語のありがとうに対する返しが「サマサマ」です。
「どういたしまして」と 訳しますが、意味を直訳すると「同じ、同じ」。
インドネシアにもお互い様精神があるんですね。
八風農園 寺園風
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