2024.04.14 風便り

今年の米づくりがスタートしました!!
去年収穫した米を乾燥して、もみすりをする前に種もみとして保管してたものを、まずは選別するところから。
用意したのが200kgの種もみ。
今年は4haに田んぼが増えたので、ちょっと多めに取っておきました。
そのもみから、しっかり充実した種を選ぶのに、まずは水に沈めて浮いたやつを取りのぞき、その後濃度を調整した塩水で、よりしっかり充実したものを残していく。
この塩水選やってて思ったのは、 去年の同じ作業よりも感覚的に見て粒が大きい気がして、去年の米づくりでしっかり大きく育ってたんだなと、改めて感じました。

一番の違いは、作業量の多さ!!
去年も4倍に増えた田んぼですが、今年はその2倍!!
今まではぼちぼち半日あれば終わりそうなのが、 1日がかり。
午後からやり出したので、翌日に日をまたいで、残り半分を選別。
本当は塩水選のあと、600℃のお湯でもみを消毒する温湯消毒をやったあと、そのまま発芽を促すために浸種という作業があって、これが一週間水に浸すんですが、2日に別れるとちょっと発芽の揃いに影響しちゃうなと心配してましたが、意外とそこまで種もみの 感じに違ははなく、この土曜日無事種まきできました。

苗作りが倍になるということで、今回は昨年の学びをふまえ新兵器を導入しました!
それがお米の播種機。
苗作りは工程でいうと、苗箱に土入れ、かん水、は種、覆土の4つあるのですが、これを全部流れで機械がやってくれる優れもの!!
昔はこれを全部手でやってたので、80枚くらい種まきするのも 2〜3人でやって、1日がかりでした。
それが今回は620枚!!を1日で播き終えれました。
新兵器なければ3、4日かかっちゃって、そもそも苗の揃いはズレちゃう!し、この時期は野菜も忙しくなるので、サクっと米は終わりたいもの。

今回気づいたのは、この量がむしろ1日で作業を終わらしてく限界かなと。
もし今後、また田んぼが増えていくようなら、時期をズラす必要が あること。
今回中古で買ったこの播種機は10万円でした。
米づくりの嬉しいとこは、こう言うとても便利な機械が意外と安く、中古で出回ることです。
日本中に米農家が大小いるのでそれぞれ需要が多く、また離農する方も増えて、色々安く出回る米用の機械。
野菜作りとはここが大きく違うとこ。

八風農園 寺園風

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