立春
今日は立春、もう春です。
気分はまだ冬です。
太陽の動きから見て分けれる節目。
冬至から比べてだいぶ朝と夕方の明るい時間が伸びてきて、夏にむけて日が長くなってるのを感じます。
でも気分はまだ冬。
朝が明るくなったとは言え結構遅くまで、 寝てます。
今朝は7時!!
数年前から目覚ましのアラームを掛けてません。
僕は動物だ!!と言い聞かせて、冬は長く寝て遅くまで起きず、夏は早く目が覚めて外へ出ていく。
だから冬は1日がとても短かく感じます。
こうして僕ら人間は太陽の動きと月の動きで、うまくバランスのとれた一年を地球の上で過ごしてます。
その節目をわかりやすく、かんたんに示してくれるこの暦。
農業をする上でも、動物的な体の変化を見る上でも、とても大事なこの指標。
子どもの頃は、春分も秋分もただ祝日で学校休みだーぐらいにしかとらえてなくて、春か秋かもあんまり分からず喜んでました。
節分の豆まきも、クリスマスと同じようなひとつの行事でしたが、自然のリズムを 理解する大事な節目だったんですね。
僕らはこのカレンダーや暦があって「あ、今日立春か」とか 1月も後半になってくると、そろそろ立春かと考えますが、野菜たちはそんな暦などなくても、自分 たちで感じて、体が変化していきます。
ちょっと前に聞いたのが、彼らは、20-30ぐらい環境の変化を感じるセンサーがあるようで、敏感にそれを受け取って花をつけようだとか、実をつしけようとか、根を張ろうとかしてるそうです。
この立春が、冬の野菜の変化の大きな節目として、僕は昔野菜づくりを学んだ頃に気づいたことで、このあたりを境に、特にアブラナ科の野菜は、花をつけるために根や葉に蓄えた栄養を使って茎を延ばし、花芽をつけ種をつけ、また来年どこかで生えるための繁殖行動をしていきます。
なのでカブが小松葉かがおいしいと食べていたこの冬がだんだん終わりに近づくと、甘かった野菜がだんだん甘味が減っていき、根菜はちょっとずつフワフワ、スカスカ、スジスジになっていきます。
なのでピークの頃から比べたら、甘いー!とかいう味と、食感、舌ざわりなんかも変わって、ちょっと物足らないなとなるかも知れませんが、春に向かってるのね、と理解してもらえたらと思います。
今年はキャベツやブロッコリーなど、苗物のアブラナ科が3、4月頃までとれなそうなので、 もう少しこの直播きのアブラナ科に頼りそうですが、季節の変化を味わって見てください!
八風農園 寺園風
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