年末に、この正月休みでどっかいこうと思い立ち、今一番僕の中でホットだった牛飼いの方へ連絡しました。
知り合いでもなんでもなくただ一方的にインスタをフォローしていた神奈川県の牧場。
薫る野牧場というとこへ。
神奈川県といっても、静岡と山梨との県境に近く、天気が良ければ富士山も見えそうなところ。
大野山という山の上で、8haぐらいの敷地で現在8頭ぐらい?のジャージー種を通年放牧していて、ノンホモ牛乳や、ソフトクリーム原料に加工して飲食店など販売されてます。
この山で、通年放牧。
僕がやってみたいスタイルで調べて、一番大規模にやっていたのが、岩手県で山地酪農を130haぐらいやってる、中洞牧場。
そこで4年ぐらい働いて、独立したという薫る野牧場の花咲さんという女性。
正月でしたが、お時間作って頂き、がっつりお話伺うことができました。
今回の一番の収穫は、「なんかとりあえず飼えそう」ということ。
その感覚に自分がなれたのが一番良かったです。
感覚だけ味わってそんなん!って思うかも知れませんが、僕としては「なんとなくできそう」という 感覚に自分がなれたらわりととりあえず始めるというのは、とてもイージーに物事に取り組めるので、この感覚はとても大切です。
1年前の正月は思い立って、知り合いだった三重県津市の山で、山地酪農をスタートさせてた鈴木牧場へ。
そこはホルスタイン種で、体もでかく、 800kg~900kgの体は、人の力ではなんともならず、牛まかせ。
ちょっと怖いなとも思ってしまい、しかも、山を開いていくのも大変で、みたいな話を聞いてたら、ちょっと難しそうだな、時間かかりそうだな、なんて感覚もわくわくした気分と一緒感じてました。
なので、「牛飼いたい」とあちこちで言いつつも、特にこの一年行動したかというと、何も動いてませんでした。
なんか難しそうがきっと心のどこかにあって、身構えてしまってたんでしょうね。
ただ今回の薫る野さんの場合、放牧地としての山は、元々ある時代まで、県の事業で子牛の育成牧場として開かれていた跡地を利用されてるので、そこの労力は無かったにしろ、女性一人でゼロから牛を飼い始め、少しずつ機械もそろえて。
なんかミニマムのスタートの形のお話が聞けて、「なんかできそう」という感覚になれました。
あと、ジャージー種は体も小さく、なんかかわらしい感じで、僕でも飼えそうという気持ちになれたのかな。
今思い出したけど、小さいさい頃、 鹿児島のおじいちゃんちに行ったとき。
近くの親せきのお家で和牛を飼ってたんですが、いつもその牛の前を通って、玄関までいくのが、とんでも怖かったです。
その記憶でか、でかい牛は怖い。
小柄なジャージー種はとても穏やかに僕の目に映りました。
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