2023.12.11 風便り

大爆発!!
11月にバァバァーっと出てわりと一瞬で終わった感じだったヒラタケちゃん。
気候的な適期が短ったのかなぁと思って次は春だねぇと思ってたら。
先週木曜日の朝、ノールのシェフがいつものように野菜を取りに来た時
「風さん、ヒラタケめっちゃ出てますねぇ」と、ノールの野菜準備してる僕に言ってきて。
「えっ?!」1カ月くらい前に爆発して、それっきりだったので、この3週間ぐらいヒラタケのある竹藪にのぞきにも行ってなかったんですが、遠目にもわかるぐらいポコポコヒラタケが。
こんなことあるんだと見に行くと、取りどきを2日ぐらい過ぎたドデカイヒラタケが乱立。
シェフと取っても取ってもまだある。
ってぐらいたくさんのヒラタケ。

売り物になりそうなのはそこまで多くなかったのと、配達の朝だったので、掃除や袋詰めが難しく、野菜セットには入れれずでしたが、ノールと上木食堂に持ってきました。
ノールは2ケースぐらい。
ペーストにしたりして、冷凍して使えるようで。
今回出てヒラタケは前回の1カ月前と比べて、水分が少なめで、だいぶプリンッとした感じ。
このところ雨が少ないので、乾燥気味で前回よりもなお美味しそうです。
確かにこのところ朝の冷え込みはあるものの、日中の気温が高かったので、ヒラタケもチャンスと感じてニョキニョキ出て来たんですかね?
温度がある程度あれば気温でとにかく反応して出てくるもんなんでしょうね。

僕ら人間はわりと冬だからとか、天気予報で「週末はあったかくなります」とか言われたから、あったかいねぇなんて思っちゃう節もあって、知識よ認識に感覚が左右されちゃいますが、ヒラタケくんはブレずに自分の都合良い時だけちゃんと反応して。
自分の適性を理解して、なんて思ってないでしょうがシンプルに「今ちょうど良いから今出る!!」みたいな。
こういう動物や植物や菌たちの素直さに惹かれるんですね。
僕らは仕事で、この木にキノコの菌を打って、労力がこんなけで、こんだけ収穫できたらプラスだったとか、何年ぐらいとれたらプラスだとか、考えちゃいますが。
彼らはいつまで、この木に住み続けられるとか、いつまで生きていられるとかそんなんじゃなくて、ただ与えられた木に住みついて、ただ生命活動として木の養分を使いながらキノコになって、胞子飛ばして木が朽ちるまで繰り返して。
僕は僕の人生生きるだけなんで!
超シンプルなヒラタケ先生のようになりたいですね。
まぁヒラタケにそん認識はないかも知れないし、そもそもこの一連のヒラタケの話も僕の想像したヒラタけの見方なんで、真実はヒラタケに聞かないとわかんないです。

「今日はヒラタケに学ぶ人の一生」をテーマに遊んでみました!!
ちなみにこんな感じで僕は地球のことも考えてます。

八風農園 寺園風

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