2023.09.11 風便り

夜はすっかり涼しくなって、秋をしっかり感じれるようになってきました。
今年はナスが調子よく、真夏の虫食いキズまみれのナスから、つやつやの美味しそうな秋ナスが採れてきました。
気がつけば四角豆の実も大きくなってて、固くなってて取りこぼしたのもありましたが土曜日初収穫。実りの秋とはいいますが、野菜はプチ端境期になっていきます。
それでも春に植えた里芋、生姜、さつまいも、落花生たちがこれからの主役になってきます。

そして実りの秋の大御所はやっぱりお米。
八風の田んぼのお米も穂が出てきました。
出穂して小さな花がもみのひとつひとつから出てます。
広い方の田んぼは、初期除草にうまく入れずヒエやコナギがしげってしまいヒョロヒョロですが、もう一方はしっかりとお米が育って、キレイな田んぼになってます。
こちらはめちゃくちゃ期待。
こうして見るとやっぱり田んぼはとにかく苗づくり。
そしてそのあと除草が大事ですが、田んぼがちゃんと均平にならしてあることが重要。
均等に平らになってれば、田植え後できるだけ深水にできます。
田んぼにムラがあると、深水にしたときに、地面が水から出てしまうこと、逆に低くて苗が水に埋もれてしまうことが出ちゃいます。
春の田起こしや、代かきで平らになったかなと思っても、水を張るとなかなか高低のムラがあって、野菜づくりよりもこの部分に関してはだいぶシビアです。
が!苗が立派に育ってれば、そんなのも多少の誤差。
深水にしても、問題ない苗なら、気にせず水を張れば初期の草も抑えられます。
結局苗半作は米づくりの真理ですね。
三つ子の魂百までも同じですかね。
でも、別に人間は何歳になっても何度転んでも起き上がって歩いてける。
だから、また来年、お米の苗づくり改めて挑戦して、田んぼの均平ももうちょっと精密にしてやればいい。
けど、ここで課題になるのが、一年ぶりのチャンス1回の手さぐり作業。
結構な割合で今年気づいたり、来年試そうと思ったこと忘れてたりします。
行きあたりばったり過ぎるのも悩ましいですね。
効果が出るか、今回ははっきり収量がわかるので楽しみです!

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