2024.09.16 風便り

中秋の名月
明日は中秋の名月。
あんまり知らなかったけど満月の日じゃないんですね!!
ここから秋も本番。
なんでしょうが、まだ昼間は暑いですね。
月が満月に近いと夜も明るいのでよく鶏の雄が鳴いています。
彼らはシンプルですね。
時間にとらわれず、泣く気になったら鳴く。

先週の木曜日、新しいコンバインの納車がありました!
いよいよ、稲刈りへ向けて準備万端。
田んぼの様子はちょうど穂が出そろいパラパラと穂を垂らすのも出始めました。
ちょっとずつこれから米を充実させて色づいてくんでしょう。
去年の恐怖、鹿の遊び場でベタベタにこけなきゃいいけど。
でも今年は田んぼの枚数も多いし、どっか1枚ぐらいが潰れる分にはよしですかね。
今のところ、全ての田んぼで稲が茂っていて収穫期待大。
中うちいへん農法がうまくいきたした。
この中うちいへんについて、昨日改めて調べて見ました。
すると勘違いしていたことが!!!
田んぼの水中で日を浴びた光合成細菌をかきまわすことで、泥の中へその菌たちが入って彼らが土の中で分解されて肥料として稲が吸収してそれで、無肥料でも育つと思っていたんです。
が、実は光合成細菌が田んぼの表層で空気中の窒素を取り込んで固定しているとの事でした。
マメ科の根っこにくっつく根粒菌が、同じように窒素固定するのは有名ですが、この光合成細菌とそんなことしてたなんて!!
しかも実は、光合成細菌単体ではその効力は弱いんですが他の枯草菌や納豆菌と共存することでその窒素固定能力が爆走するようです。
菌たちのことを調べると、彼らはお互いに必要なものを彼らのそれぞれの日々の活動から生まれる副産物をお互いに必要とし合って、お互いに繁栄して。
しかもそれが人間にとって、とても有益なもので。
まぁまずは。稲にとって有益なもので、たまたまそれを僕ら日本人が主食にしたから有益なんですが。
まぁこの菌達が繰り出すwinwinのミラクル。
目には見えませんが、ほんとこの小さな小さな奴らの活動の果てに、地球上に酸素が生まれ植物や動物を生み僕ら人間まで産まれて。
光合成細菌の誕生は35億年前だそうです。
そっから進化した一部がミトコンドリアになったようです。
なので未だに田んぼに行き続ける僕らの祖先光合成細菌。
他にも色んなとこでお世話になってるらしいですよ!

八風農園 寺園風

八風農園の野菜セットご注文は、下記のリンクより。
いなべのおいしい水、土、風ですくすく育った旬の野菜をぜひ!食べてみてください。
・八風農園の野菜セット通販 /山「Yama-BOX」
・八風農園の野菜セットボックス通販 /風「Kaze-BOX」