2023.01.16 風便り

先週の畑の日は、驚くほど仕事がはかどりました。
普段一人やニ人で片付けることを思うと、10倍!?くらいのスピード。
おかげで夏以降ほったらかしになっていた夏野菜や里芋の畑のマルチがきれいさっぱり。
大変助かりました。
これでまた夏野菜が作れます。

ただ、去年から始めた畑も多く、水はけが悪いところもあるので、重たい土を軽くするのもあって、お得意の草チップを入れたいところです。
この草チップは本当に便利で堆肥にして肥料にもなるし、土壌改良にもなるし、苗土としても使ってます。
夏野菜の温床にも。

あと、今年挑戦しようと思っているのがマルチとしての利用です。
夏はこれまで、なんだかんだ草の抑制と、地温、保水などの点から黒マルチというビニール資材を使っていましたが、夏野菜は収穫期間が長く、気候の変化もあるので、草マルチをうまく使える方が、より夏野菜の成育環境を保ちやすいのでは?ということで、草を敷き詰めようと思ってます。
トマトとナスとピーマンは潅水、追肥をしない八風農園的には、可能性を感じる草マルチ。
もともと研修時代の自然農法のようなやり方。
またやってみて、色々良いやり方を見つけたいです。
10年やっても全然見つかってない野菜の栽培方法。
夏の天気も雨が多かったり、無かったり、初夏の気温が低かったり。
ひょっとしたらずっと見つからなかったりして!!
逆に言えば、色んなタイプの夏を経験して、色んなやり方試してみて、ちょっとずつ毎年毎年成長していくもんなんでしょう。

今年のトライのひとつ、トマトの溝掘りにとりかかり始めました。
雨が降る前にと、ゆうきくんに重機を借りて、畑へ移動。
トマトのハウスの横の畑に3m間隔ぐらいで、50〜80cmぐらいの溝を掘り、超高ウネ状態。
これで水はけは大丈夫でしょうが、真夏の乾燥がまたどうなるか気になりますが、そこも草チップを溝に突っ込んだりして何とかなるかなと。
籾殻もいいかも知れないですね。

農業というのは、本当にいろんな自然の中の資源が使えて循環して。
上木食堂やnordやフライベッカーの残飯、生ゴミも、ニワトリのごはんになって。
その小屋の床土も、肥料や温床に使えて。
ぐるぐるぐるぐる回ってます。
いなべにはこれからも、ちっちゃな循環が少しずつ増えてきそう。
ぐるぐるぐるぐる、グルグルグルグル。
今書いてるペン、誕生日に紗也さんがくれたペン。
ドイツ製!!スムーズすぎてぐるぐるが止まらない!!

八風農園 寺園風

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