8月は岩田商店としては3年ぶりとなる森博幸の2度目の新作個展「Grateful Days」を開催いたします。
本展では、岩絵具や金箔で様々なプロレス技を描いた作品と、2021年から一日一枚、墨で描いてきたジャーマンスープレックスの作品を展示します。
森博幸の夏の暑さに負けないプロレスへの熱い愛と、どこか可笑しみのあるのある作品を楽しんでいただけたら幸いです。
また、岩田商店2階「2F(ニーエフ)」では森博幸と縁のある作家による個展も同時開催。
詳しくはインスタグラムの投稿をご覧ください!
暑い日が続きますが、そんな時こそ森博幸のユーモア溢れる作品で暑さを吹き飛ばしてください!
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森 博幸 モリ ヒロユキ
1982年・福岡県生まれ。
2009年に、広島市立大学大学院修士課程・日本画専攻を修了。
主にプロレスなどの現代のカルチャーを、日本画の技法で制作しています。
プロレスラーは、日々厳しいトレーニングをとおして強靱な肉体と心を養っています。
時として、その姿には神聖なものが宿っているのではないかとさえ思えるような凄味を感じることがあります。
その姿を、日本画という伝統的な絵画技法で描くことで、強いや怖いではなく、どことなく鳥獣戯画のような愛嬌を持った、
見る人の痛みや苦しみを受け止めてくれるような作品になるのではないか。
そんな「縁起物」のような存在を目指して制作しています。