風便り 2021.06.21

今日は夏至。
日差しも高く、朝も早く。 陰は短く。
夏らしい日が晴れた日は感じられます。
まだ暑さは心地いいぐらいで、夜はちょっと寒かったりもしますが。

夏野菜もここまで順調?に育ってきてて、昨日は水ナスを初収穫。
今期はナスや甘長、ミニトマトも赤く熟したのがとれはじめました。
夏の葉物の空心菜やツルムラサキもニョキニョキ、暑さと雨で伸びてきています。
来年はもうちょっとズッキーニ、キュウリ、インゲンや葉物が早くとれるようにしたいなと。
今年は少しとりかかりが遅く、スナップやそら豆が終わってからの間があいてしまったのを少し悔やみます。
3月、4月の俺はなにやってたんだ…と思いますが、何かやることあったんでしょうね。
思い返すと今年の春はのんびりしてたような気もします。
気持ちの話で、収穫とか仕事はしてたんですが、夏への気持ちがのんびりだったかな。
こんなこと書いてると思い出すというか、頭には「そろそろ種、注文しなくては!」
7月の下旬から、冬の野菜の苗づくりがスタートします。
もう冬か。とソワソワしてきます。
あっというまに日々進んできますね。

土曜日は新しい鶏小屋に金網を張りました。
まだ全部は終わってませんが、とりあえず今の小屋からの引越しはもうじきできそうです。
今は狭い小屋で閉じこめてしまっているのでなかなか鶏たちの中でも淘汰がおこなわれてしまい、昨日は一番最初の頃にふ化して、飼い続けてた黒いニワトリのメスが死にかけていました。
オスが交尾の時に背中にのるので、わりとメスの背中の羽が抜けるのですが、昨日のそのメスは深く爪のあとが入っていて肉が見えてしまってました。
どうしようかとソワソワしてましたが、以前にもこんな状態のメスがいて、朝気づいて、午後には死んでしまっていたことがあったので、食べることにしました。
死んでしまうと食べれないし、土に埋めてもキツネやイタチに掘られて食べられるだけだったので。
卵はもう産んでない様子でしたが、腹の中や体の中のいたるところに黄色い脂肪が見たことないほどつまってました。
こんなに脂ついてるのははじめてで、放牧もせず、卵も産まなくなって脂がついたのかな?と。
レバーも赤くなく、茶色くて「アレ?これ色おかしいな…」と捨ててしまったのですが、あとでノールのシェフに聞いたらフォアグラもそんな感じですよ!と言われ…惜しいことをしました。
今度またチャンスがあったらチキンフォアグラ食べてみます。

八風農園 寺園風
今日の写真/新しい鶏小屋

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