遺伝子組み換えは悪なのか
そもそもよくわからないで、最初僕は拒否してました。
自然な形が良いに決まってる。ぐらいの。
でもある時、ちゃんと調べてみると、遺伝子組み換え植物が何なのかというと、 除草剤や殺虫剤に抵抗性のある遺伝子を組み込んだトウモロコシや大豆のことで、組み換えたおかげで労力少なく、農薬を畑全体に散布したら、虫や草だけ殺して作物が育つという技術で、大規模なアメリカの様な土地ではたぶんとても生産性のあかがる農業で、とにかく安く穀物が作れるのがいいとこ。
それを知った時、僕が抱いた嫌悪感は「農薬かけまくった穀物食べたくない」というより、アメリカの農地や自然の荒廃を危惧して、遺伝子組み換えには反対してました。
そもそも、その当時(20年前くらい) は、自分が食べるものは選べば良いと思ってました。
とにかくアメリカの環境破壊が心配でしたが、今は課題もありつつ、ちゃんと拡大してます。
おかげで僕たちは、そのコーンなどを食べた家畜のお肉や卵や牛乳製品を日々スーパーで簡単に買えます。
日本の農地では到底賄ないきれない鶏や豚や牛が飼われ日々食べられてます。
昔は僕もツンケン拒否してましたが、今では食べたいもの食べるようになってたのですが、 こと自分の仕事である農業においては、まだ昔の感覚を引きずってました。
八風農園では栽培する野菜によって、石油由来の黒マルチシートを畝に張って野菜を作ってます。
このマルチシート、肥料を入れない八風農園としてはとても便利で、草が生えないだけじゃなく、水分や養分も生育初期に野菜が吸収しやすいとこへ集まる仕組みになったり。
良いことが多いので、夏も冬も使ってます。
で、この今使ってるマルチは石油由来なので、土には環えらないビニールなので、使い終わったら片付けないといけないのですが、世の中には「生分解性マルチ」と言って、そのまま時間経てば分解されてくものがあります。
粘土質の畑のマルチの片付けはめちゃくちゃ大変なので、その生分解マルチ使えば良いのですが、この原料に遺伝子組み換えトウモロコシから作られるでんぷんみたいなのが使われてて。
何年か前に検討した時にそれを知って導入をやめたのですが、改めて今年、スタッフから声が出て、もう一度考えてみました。
結果、今季の秋冬作から試しに使ってみることにしました。
買い物は投票だ精神が強く、選ぶものに責任をと選択してきましたが、やっぱこのクソ暑い夏にマルチを片付ける重労働は誰もやりたくないので。
すいません。
グダグダとわけのわからぬことを書きましたが、もうちょっとムダなこだわりは捨てたいと最近思ってます。
八風農園 寺園風
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