渋さ知らズオーケストラ
田んぼの代かき始めました。
種まきから約1ヶ月半。
本来なら田植えの頃で、この土日で植えるかも？と当初、種まきの段階では思ってました。
が、 そうスムーズにも行かないのが米づくり。
夏野菜の植えつけやら、えんどうたちの収穫と草刈と、もう5月は忙しい中、お米の育苗と田んぼの準備。
米の苗の数も去年の倍の600枚ということで、今年、新たな小さい田んぼ全面を使っての育苗。
米の種をまいたトレイを田んぼに並べて、苗土が乾いたら水やりとして、田んぼに水路から水を引いて水を張ります。
しかし！！並べる 時にわかってたことですが、そこの田んぼ、高低差が結構あって、最大10cm以上はありました。
低いとこは早く苗箱に水がつきますが、高いとこの苗箱は水面も届かず。
高いとこに水をやろうとすると、低いとこは水面の5.6cm下に浸かってしまいます。
「まぁいけるか！」と楽観的に、むしろそこまで手掛けれないやと思いやり過ごしてたら、発芽はしたんですが育つとこと、黄色くしおれるとこと、過湿で根腐れみたいなとこと、成長はバラつき、全然田植えできるような苗にはならず。
このままでは！！と2週間前に調べて、自然な形で肥料をあげようということで、今鶏にエサとして混ぜて与えている、 米ヌカとパン酵母で作った発酵液を希釈して、元気のない米の苗に葉面散布してみました。
3日ぐらいして、緑の苗が少し増えたなと感じてこんな のでも効果あるんだ！！と普段こんな肥料を与えて野菜つくったりしないので驚き。
しかしそこから1週間。
8割ぐらいの苗はまだ黄色く…全然このままでは田植えできないと判断して、緊急対応でホームセンターで液肥を買ってきました。
こんなの人生で初めてですが、もう種もみも残ってないし、この苗ダメにしたら今年のお米の収穫はゼロ！！
そんなことするぐらいなら、こだわりすてて、お米とろうよ！ということで先週葉面散布。
すると1週間経った今日、ほとんどの苗箱が緑色に！！肥料すげえ！！と感動。
無事にこの調子で育てば、来週ぐらいに田植えできそうです。
無肥料米と言って売ってますが、苗づくりの技術はまだまだ未熟で、今回は緊急対応しましたが、年々、もっとうまく苗作れるようにしたいです。
後はもちろん除草機走って光合成細菌たちにがんばってもらうので無肥料です。
でも、こんな苗の失敗があったおかげで田植えはズレ込み、来週以降になったことで、昨日はラグーナ蒲郡で開催されていた「森、道、市場」へ！！
岩田商店とプンクトが 3日間出店してたのでその撤収に呼ばれ、代かき終わりになんとか大トリのライブに間に合い、久しぶりのフェス堪能！！ラッキー！！
八風農園 寺園風
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