2023.12.25 風便り

先々週、麦をまくために畑を耕してもらっていたら、そのトラクターがパンク!!
八風では一番大きくて、使いまくるトラクターのパンクで、一時麦の準備は中断。
おかげで秋じゃがの収穫に乗り換えました。

今年の秋じゃがでは初めての現象が。
1つは自家種の春じゃがの芽が足らなかったので、いなべの安田ファミリー農園の芋を種に使ったのですが、それが芽が出て1ヵ月くらいでバタバタと青枯れ病で枯れて消えていきました。
今作の畑はサラサラで水はけも良い方だったんですが、謎のほぼ消滅。
もう1つは、他の品種でアンデスレッドの葉が誰かわからないですが虫に食われて、葉脈だけになる事態に。
ただでさえ秋じゃがは成育期間が短いのに最後の光合成の養分が全然生み出されない!!
ということで大変。
今回は定植も少し遅く発芽もあまりそろわなかったので、ぼちぼちの収量でした。
が掘り終わって良かった。
今年はタマネギもすでに植え終わって、残すは麦まき。
今年の冬はあったかそうですが、麦は年内に終えたいです。

そして!!畑仕事ではないですが、年内にやりたかったのが農業の計画。
おおよそ今やってるものの延長線でのイメージはできたのですが、裏テーマ?的に探し求めてたのが、僕自身がこれから更にわくわくするような野望的なビジョン。
これが見つかりそうな兆しが見えはじめました。
とりあえずその答えは山にありそうだということ。
先週お手紙に書いたマイハウスでのキノコ狩りトレッキング以降、今までただ景色としての山しか見えてませんでしたが、あれ以来何度か近所の山を探検していると、めちゃくちゃ立派な大木や、小さな沢が流れてたり、だいぶ美しい自然や空間があって、眺めてるだけじゃやっぱわからない。
実際に山に入って歩いて息吸ってみないと感じることは当然できない。
そして体感するだけじゃなく、そこに立って感じた中で、思いつくひらめきや妄想が次の新しい展開を生み出したりする。
まだまだぼんやりですが、いなべの畑と田んぼだけじゃなく、山というフィールド。
厳密には里山と呼ぶべきかも知れないですがこの山を、今は植林のあと野放しになっているこの山を何かおもしろい使い方ができたらなと思いました。
基本的には放牧したいという思いですが、これから色々と山に入ったり、人と話したり色んな取組みを見たり聞いたりしながら、この土地での僕の山の使い方を見出せていけたらなと。
そしてそのうちバチン!!てイメージがビジョンが見えたら、また走りだすと思います。
その絵が見えるまで、動き続けます。

とりあえず、来年は山に入る日が増えそう。
今年のこのお手紙の幕開けは「新時代」でした。
色んな意味で新しい時代でしょうが、僕にとってはこの来年12月の最後に新時代のトビラが開いたようです。
皆さんも良いお年をお迎えください!!

八風農園 寺園風

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