2022.12.12 風便り

昨日は、息子山くんが亡くなって3年の命日でした。
いもどおり?今年も昼間から家を開放して、お茶やビールや飲んで、お菓子や肉や肉やポテチでわいわいしてました。
ただ今年はうまいこと来てくれる友人たちがばらけてくれたおかげで、ちょっといつもよりゆっくりみんなと話すことができました。
去年までの2年間は淋しいやら、悲しいやら、治療がどうだったやら、日々過ごしながら、過去を振り返りそこに浸るようなことを繰り返してました。
その波もだんだんと期間が長くなり、1ヶ月、3ヶ月、半年とその波がくる度に大泣きしてましたが、長くなってから自分の気持ちもちょっとずつクリアになってんだろうと思ってました。
中学とか高校ぐらいから、前ばっかり向いて生きてきたはずのこの俺が、この2年半、後ろばっかり向いてて、こんなの人生初めての経験で、それまでの自分がどんな思考や行動してたか、わからなくなるくらいでした。
描いていた将来のビジョンもそのイメージが浮かばなくなっちゃうくらい。
でもそのビジョンが浮かばないな思い始めたのが、この夏頃からで、きっとそれは、ようやく後ばっか向かず、前を向くようになったんだと思います。
全てがキッパリわりきれる気持ちではないですが、彼の死は彼の人生。
僕は変わらず僕の人生を生きる。
これが結局これまで何人か近い人の死を前にした時に感じていた「生き切る」ということなんでしょうね。山くんが生まれたときに「俺よりも先の未来を生きる人が生まれたから俺の先を生きる人託そう」って風くん言ってたねと紗也ちゃんと話してて、出てきました。
その時に自分の人生をゆだねるような感じがあったんだなと思い出しながら、どうであれ自分の人生生きるのが大事だな再確認。

改めまして、寺園風が復活したことをお伝えします。
そうだったのね、そんなこと知らんわ、などあると思いますが書きたかったので、書きました。
3年半前の山くんの病気がわかる前の自分がどんなだったかわかりませんが、そんなの関係なく、今の自分に正直に日々応えて、生きていこうと思います。
ある意味からっぽになった僕の中に浮かぶビジョン、どんなのが出てくるかわかりませんが、お楽しみに!!
結局これまでと変わらないこと言ってるのかも知れませんが、僕の中でそんな変化があったので、きっとより楽しいものが出てくることに僕が誰よりも期待してますし、そこに向けてまた日々挑戦です。

先週は新しい挑戦がありました。
それは越冬して収穫する白菜たちをヒモで縛ること。
これまでは、植えておしまい。
でも品種の栽培指標には、12月に結束すると と書いてあるのは知ってましたが、そんなことできるか!!といつも思ってましたが、今年は全体的に冬野菜の収穫も少なく、秋じゃがも失敗して、収穫作業が無いので、白菜に向ける気持ちの余裕があったようで、YouTubeで調べてやってみました。
白菜を縛ることで中心を寒さから守って中身を詰まらせる作戦。
うまくいくかどうか、結果は2月から3月。
ちゃんと詰まった白菜がとれたら、成功ですね。

八風農園 寺園風

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