サツマイモを収穫し終わった畑に、秋、オーツ麦（エンバク）を播き
ました。成長のムラはありますが、先週から穂が出てきました。背丈が低い
ので、コンバインでうまく刈れるかわかりませんが、タイミング的には、サツマイモの定植
ギリギリ間に合いそうです。もし収穫できたら、パン屋で使う食材がまたひとつ
増えます。押し潰す機械が必要になってきますが、とりあえずものが無いこと
には始まらないので、収穫を待ちます。こうして、秋に仕込んだ麦の他にも、レタス
春キャベツ、ソラマメエンドウが、春の気温で、ぐんぐん成長してます。それと同時に、
うね間や株元に生えてた草もぐんぐん伸び。また、ほったらかしのアブラナ科もどんどん
花が咲き、日に日に畑の景色が変わっていきます。そのスピードがどんどん上がって
気がつくと、野菜の草に覆われていきます。先手必勝は間違いない農業です
が、冬のあいだ、かわいくちっちゃく、ひそんでる草たちをちょっとあとまわしにしてしまいがちで
気がつくと、その草たちを追いかけて、草刈りや草とりをします。これから半年、そんな草たちとの
いたちごっこが始まる、そんな春のいきおいを感じます。昨日は、地域の用水路
のどぶさらいの日でした。小雨でしたが、地域のおじさんたちと田んぼ
に水を入れる前の大そうじ。広い田んぼへはり巡らせた用水のU字溝
や取入口のどろをさらいます。川から水を引くので、その取入口や、あぜから土が
U字溝へ落ちたりと、下野尻中のあちらこちらをそうじしました。これでいよいよ
のじり田んぼも、また今年も田植えがはじまります。そんなおじさんたちと
しゃべっていると、「ハウスは何つくるんや？」とか、「家の下エライのつくっとんなぁ」と、建設
ラッシュの八風農園をつっこまれます。トマトの苗が上がってきそうなので、
ハウスを先に作りたいなって、今進めてますが、解体して持ってきたハウスの材料
をあれこれ組み合わせながら、建ててるので、総監督の岡田さん苦戦してますが、
何とかトマトには間に合いそうです。
八風農園 寺園風
今日の写真/オーツ麦
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