2026.02.23 風便り

ケンさん怒らせてしまいました

八風農園が始まって、13年目。
これまで僕が体当たりで、自然派農法と詳して、半農半カフェの時代の自然農の経験や有機農家での研修を踏まえて、納得いく形を模索してきました。
野菜づくりに関して言えば、まだまだ未熟なとこもあるとは言え、「食卓をそろえる」をテーマにする八風農園として、一年を通して野菜を10~20種類以上届けられていることに成長を感じます。
自然栽培の失敗や大変なこともありますが、野菜の本来の味を求めて、今のスタイルを貫いています。

そんな八風農園、田んぼも増やしてきて今後は山での酪農へ向けて、僕の体を少しずつ野菜栽培にかける時間を減らしていこうと思ってます。
その上で、今、畑メンバーとして正社員が2人います。
彼らに今後は野菜づくりを託したいと思って、これまでの僕の経験や知識を渡したいと思ってます。
が、なかなか計画性のないこれまでの僕のスタイル。
おまけに、100種類以上の野菜のあれこれ。
毎年変わる、天候やその年の作業進行。
その中で、来年はこうしたいあれ試そう。
と、日々条件や優先が変化する中での選択。
なかなか頭の中のこのあれこれを伝えて、微妙な判断の違いって伝えるのは難しいですね。
それでもおもしろがって、野菜一緒にやってくれているケンさんと小林くん。
そんな2人と何度か話し合いを重ね、この夏の栽培から主体が彼らに変わりました。
一応3人で合意のとれた、 栽培のスタイル(試験的なのも含めて)で、畑の場所や量の調整をして、去年の経験から2人の意見をとり入れた形になりました。

そして、2月から、その夏の果菜類の苗づくりがスタート。
初回の種まきは、言ってたように新しいスタイルのお試しで、ポットに10粒ぐらいずつトマトやナスの種をまくやつ。
これは自家採種の種が年によって発芽が悪かったり、年々ちょっとずつ残っている種を整理するのも兼ねて。
その後2回目の夏野菜の種まきの時、事前に自家採種の種の発芽が不安定ということで新しく種を買い、種の更新も兼ねて自家採種と新しいの両方をまくことにしてたのですが。
僕の中で品種によっては、自家採種のがそのまま今年も使えれば、そちら優先したいもの。
種の更新をしたいもの。
言葉にしてなくて感覚的に頭に浮かんでいたものが、当然2人には伝わってなくて。
ちょっと話し合いの時とは違う価値基準が出てきて、3人の意見がまとまらず種まきが中断。
言っても2人は1年ちょっと経験しただけなので、そんなあれこれ知らねえよ!って話。
ちょっとケンさんもプリプリしてしまいました。

難しいですね。
本当細かいところまで伝えるのは。
まぁでも今回みたいなのを繰り返しながら、チームとして八風農園が成長できたらと。
やっぱり僕の指示より、自分で決めて野菜つくる方が絶対楽しいと思うので。
実験です!

八風農園 寺園風

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